実体のない口元径(交点)を演算可能な特注口元径測定器
特注口元測定器 製作までの経緯
弊社口元径測定器を使用されているお客様からのお問い合わせ
「現在、御社口元径測定器を使用していますが、新たに端面と15度の交点にR0.2±0.05が追加となりました。そのため、測定したい直径が実体のない口元径(交点)となり、測定困難となっています。専用機で結構ですので、御社口元径測定器で測定可能かご検討をお願いいたします。」というお問い合わせをいただきました。
先端の測定子形状変更をご提案
交点の口元径を演算可能な特注口元径測定器
お客様の問い合わせ内容を社内で検討した結果、他社様からのご依頼で、類似案件を対応していたことがわかりました。
類似品:球面高さ測定器
内 容:真球を置いた時の出代で口元径を算出する測定器
今回、過去の球面高さ測定器の上位版として、口元径の算出をデジマチックインジケータにさせる方法で、実体のない口元径(交点)が演算可能な測定器を設計し、お客様に提案しました。仕様とお見積を提出した結果、ご承認いただき特注品として発注をいただく事となりました。
納品後のお客様の声
納品後お客様から、「実体がない寸法だったので、測定困難と思っていましたが柔軟に対応していただきありがとうございます。」と大変嬉しいお言葉を頂くことが出来ました。
ファムでは、様々なゲージ・治具・測定器を製作してきた実績から、お客様に最適な測定器をご提案しております。 デモ機の貸し出しも行っていますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。