ゲージによる同軸度確認で三次元測定機の負担軽減と工程改善

特注同軸確認ピンゲージ製作までの経緯

お客様からのお問い合わせ

同軸測定

「現在、検査工程で三次元測定機のみに依存しており、時間がかかる点を改善するため、効率的な同軸度確認ゲージの導入を検討しています。実際のワークは添付の参考図面よりも大きく、正確な定盤検査が困難で困っております。ファム製同軸度測定ゲージにて良否判定することで、工程改善をしたいです。また、2箇所の同軸検査に対応できる汎用性のある設計が希望ですが求められています。」というご依頼がありました。

ファムの対応

同軸確認ピンゲージ図面

 お客様からのご依頼をもとに、社内で設計検討をしました。
①φ10.5(基準)およびφ13(測定部)の同軸度30μmを確認可能なゲージ
② 2パターンの同軸穴に対応可能な設計
①②を満たした設計で『同軸度φ0.03〇M』を検査可能な同軸確認ピンゲージを提案しました。
 ゲージ図面(設計値の根拠含む)と見積りをお客様に提出したところ、内容にご納得いただきご発注いただけることとなりました。

納品後のお客様の声

「検査工程を細かく分けることが出来たため、測定作業の効率化が実現しました。また、事前に説明をいただいていたので安心して手配を進めることが出来ました」と大変嬉しいお言葉を頂くことが出来ました。 

ファムでは、様々なゲージ・治具・測定器を設計・製作してきた実績から、お客様に最適なゲージ・治具・測定器をご提案させて頂いております。是非お気軽にお問い合わせ下さい。

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