スプライン(奇数歯)の大径が測定可能なハンディ測定器の設計製作
特注スプライン大径測定器 設計製作までの経緯
ホームページからのお問い合わせ
「スプライン外径測定具の設計及び見積りは可能でしょうか?
スプライン歯数が奇数のため、マイクロメータのよる測定ができず測定機に頼っています。しかし、測定機の負担が多いため、簡易的に測定可能なハンディ測定器を検討しています。また、測定は『外径研磨後の完成品寸法』とは別に『焼入れ前・焼入れ後研磨前』にもそれぞれ測定が必要となっています。」
というご相談をいただきました。
ファムの対応
お客様の相談内容をもとに社内で検討しました。
①ゲージのような一点検査ではなく、スプライン大径のサイズが大小したとしても柔軟に測定可能な測定器であること
②スプラインが奇数歯であっても大径測定が可能なこと
③ハンディ測定器であること
上記の3点を考慮しながら、全体精度±5μmを保証し、3つの測定点で外径の直径が演算測定可能な『スプライン外径測定器』を設計しました。
設計した図面と御見積書をお客様に提出し、ご説明したところ、内容にご納得いただき製作することとなりました。

ファムでは、ゲージのみではなくハンディタイプの測定器の設計製作事例が豊富なため、お客様からの依頼を解決できます。ゲージ・治具・測定器でお困りの方はお気軽にお問い合わせ下さい。