面取りマスターゲージは、面取りを測定する測定機器のマスターゲージです。使用目的に応じて寸法公差、面取り角度などが選択できます。以下にその代表的な使い方を説明します。

使い方

1. 測定器の準備: 面取り測定が可能な測定器を準備します。例;ファム規格品 口元径測定器 , 面取り深さ測定器 等
2. 測定原点の設定: 測定器で面取りマスターゲージを測定する。測定結果を面取りマスターゲージに刻印された実測値でプリセットします。(面取りマスターゲージには弊社で検査した際の実測値を刻印しています)
3. プリセットの確認: 測定器を一度 面取りマスターゲージから離して、もう一度測定したときの測定値が、マスターゲージに刻印されている値と一致していれば、測定原点の設定とプリセットの確認は完了です。

マスターゲージで日常点検をすることで、測定器の保守・点検が可能となります。測定の際には、出来るだけマスターゲージで測定値を確認してからの測定を推奨しております。